梅雨が明ければ、沖縄はいよいよ夏本番さー
これまで、ひたすら作り続けてきた、成人式用の襦袢に中込 計12枚が、昨日の午前中で漸く仕上がりました完成
です少しホッとしています。後は、その上から羽織る打掛 五枚を仕上げれば、お友達同士六人で、「同じ色で統一して、琉装姿で成人式を迎えたい」。そのような思いの、皆さんの、夢をかなえるお手伝いができそうです。其れに、前撮りも早いうちにして差し上げたいですしね。然し、いかに凝り性の私といえど同じことばかりでは飽きてしまいますでしょう 。実は、そこには、私なりの飽きない為の秘訣のようなものがあるのですよ。其れが何かといえば、飽きたな、と思ったら、まったく違う着物を作り始めるのです。其れも、取って置きの作りたい着物ということで。本日掲載写真の一枚のお着物が、その、先ほど仕上がったばかりのお着物です。それも今年、是非に力を入れたい沖縄ならではの琉装のお着物として涼しさ一番で密かにあたため続けてきたイメージ通りの着物が仕上がりました。それも、お衣装の仲間に加えたときの、お客様の喜んでくださるお姿を思い描きながらとなれば当然スピードも上がりますでしょう。
そうそう、六月に入りましたので、スタジオの中のお衣装もすっかり夏用に衣替えが整った状態にあります。そのため、此方も、同じように夏用として其れも親子で楽しんでいただいたのが。百万石、金沢からお越しの素敵なご家族三名様。いかがですか、お父様は、ウフ帯 ハチマチ姿がりりしい士族姿で決められて。または、如何にも、常夏沖縄の色!、といった感じの首里上の赤と沖縄の太陽のオレンジ色がマッチして似合いすぎるくらいに母子で鮮やかです。それに、お嬢ちゃんが、何しろこのお衣装をお気に入りで、ご自分から進んで着たがりましたし撮影の時のポーズも大変お上手に決めておられて感心感心のおりこうさんでしたからね。それに、「思っていたより涼しくて大変に楽でした」。ほらほら、このお言葉はが聞きたいがためなんですよ。
其れに、(仕事は仕事が教える)で。私の仕事は、仕事をしている中で、その仕事が、今、何が必要なのかを教えてもくれます。その為、此れから、私は、子供さんの夏用の襦袢五、六枚と。同じく、大人用の男物の襦袢と更にステテコ ニ、三枚の制作に入る必要があります。其れも、不思議なことに、その用意をしなさい というようにして。先日、反物を仕入れに行った先で白生地の掘り出し物をたっぷりの量で見つけたばかりなんですよ。ラッキーでした。それでは、今日はこの辺で、そろそろ夕方からの仕事のお客様がお見えになる時間です。また明日ねーバイバイ