時の流れとともに変わりゆく、人の美意識。
昨日と今日の両日、ゆかた祭りなどとして、近くの飲酒店の女性たちが着付けに見えている。それも、お客様のご希望は今風の花魁ということで。その為、前日に予約を頂いて、それこそ、願ったりかなったりのチャンス到来と浮足立つ思いなのです。それも、トータルで仕事をする美容師にとってはこれほどの楽しみがそう頻繁にくるものではないからです。何しろ、思うがままに、自由に作品がつくれて、其れこそ久々の腕の振るい時とくればいやでもワクワクしますでしょう。然し、当日、着物が届いてみて少し期待外れだったのは。持ち込みで持って来られたお着物がコスプレ用のものであることと、更には、全てがセットになっているのです。然し、お客様の好みであれば仕方が無いしあまり贅沢も言えないと、ならば、ある限りを生かしてど派手に作り上げるのも美容師の腕の見せ所と更に考えて作り上げたのがお写真掲載のお嬢さんたちですよーいかがです。其れに、時代ですよね、時代劇などで目にする我々の記憶にある遊郭のあの花魁が今風に言えばこうなっちゃうというんですからね。日進月歩と言うよりも寧ろ、人の美意識のほうが、時の流れというか時代とともに確実にうつり変わっているんですよねー正に美容師の我々への課題そのもの。まさに、温故知新、ルネッサンスの(故きを温ねて新しきを知る)。を考えさせられる日々ですよー今日は作風を又変えてみようかなーではまた明日。バーイ